Case . 01
石堂 修さま
弊社は、中小企業の業績向上をサポートするため、コンサルティングとデジタルツールを提供しています。お客様と直接つながることができるLINEを顧客管理のツールとして提案しており、LINEと連携して顧客管理などができるシステム EDWARD(エドワード)を自社開発しております。当システムは、LINEを顧客接点として、ポイントカード、会員情報管理、通販などの仕組みを構築することができ、チャットボットとしてコミュニケーションにも利用できるシステムとなっています。
LINEに友だち追加すると自動的にスマレジにも会員登録されるアプリを開発しました。
弊社のLINE連携システム EDWARDとスマレジの両方に会員登録がなされて同期されます。
当アプリを開発するにあたって、弊社ではスマレジの使用実績がありませんでした。
このため基本的な質問や設定方法を聞きながら進めていかなければなりませんでしたが、スマレジの担当者から丁寧に対応して頂くことができました。
苦労した点としては、スマレジと弊社システムで会員情報の管理項目に差がありました。たとえば、弊社システムでは「氏名」は1項目で管理しましたが、スマレジでは「姓・名」で分かれており2項目です。このため弊社システムのテーブルを見直して、「姓・名」の運用ができるようにバージョンアップしています。
当社システムの導入を検討しているお客様からの要望により、スマレジ様に問合せをした際に教えて頂きました。LINEでポイントカードシステムを構築する場合に、できれば既に導入しているスマレジと連携をして欲しいとの要望でした。このような相談は以前にも頂いておりましたが、複数社から問い合わせがあったことで具体的に調査をさせていただきました。
東京新大久保の韓国D.I.Yコスメショップ EeNA様に開店時からご利用いただいております。
導入後3か月で約3000人の方が会員登録され、かなり速いスピードで会員数が増えています。EeNA様の集客力と、スマレジとLINEの連携効果を実感しております。導入後には、EeNA様から次のようなお声を頂いております。「店舗の重要なお客様がスムーズに会員になっていただけた。」
「お客様が忘れ物をした際にも、LINEですぐに連絡をすることができた。」
「たくさんの会員様に様々なご案内をLINEですることが可能になった。」
現在のアプリでは、会員カードを表示する機能や会員情報の入力が主たる機能です。今後は会員の購入データを分析して、購買データに基づいた情報発信ができるようにしたいと考えております。
たとえば、コスメショップであれば特定の商品を購入された方だけに配信することや、特定の商品カテゴリーの購入金額が多い方に配信するといった内容を予定しています。
このように購買データを活用することができれば、会員様にとっても自分の関心がある情報として受け止めて頂くことができると考えております。
開発パートナーの方に無料でお使いいただけるサンドボックスをご用意しております。